キング・オブ・デニム 1947 LEVI’S 501XX

1873年にリーバイスが「衣料品のポケットの補強にリベットを使用する方法」に関する特許を取得。こうして世界初のジーンズが誕生し、「501」の名が商品に付けられたのが1890年。以降、時代とともに変化し続け、1936年、アイコンの1つ“赤タブ”が初めて採用されます。1940年以降、西海岸の大学でリーバイス501の流行が始まり、 ジェームス･ディーンやマーロン･ブランドなどアイコンとなる人たちの着用によりジーンズはワークパンツからファッションアイテムとしての進化を始めるのです。時代と共に常に変わり続け、完成形が未だ定まっていないからこその“永遠のスタンダード”。

その時代と共に変わり続けたからこそ、ヴィンテージと呼ばれる年代のLEVI’Sには魅了のディテールが溢れています。

ヴィンテージモデルである501XXの特徴としてバックポケットを補強するために裏側に隠して作られた『隠しリベット』、赤タブは1953年以降に両面刺繍へ変更されるため、ビッグE片面刺繍の赤タブはそれ以前の年代として判別が可能など、細かいディテールを追うだけでも楽しめます。