バカラ (Baccarat)は、フランスのクリスタルのラグジュアリーブランド。

フランス東部のロレーヌ地方にある小さな村バカラ。

1764年にルイ15世の認可を受けてクリスタルガラスの製造を始め、1823年のパリ国民博覧会では、その高い透明度と巧みなカット技術に人々の評判が集まり、金賞を受賞しました。以来、ルイ15世をはじめとする多くの王侯貴族に愛用され、その名は不動のものとなりました。

バカラは長い歴史と伝統があるにも関わらず、必要であればスタイルを変えるという柔軟性を持ち、常に挑戦し続けている点も魅力的です。

クリスタルと呼ばれるガラスは中に含まれている酸化鉛の量との比重が重要で、24％以上の酸化鉛を含んでいるガラスをクリスタルと呼びますが、バカラは、24％ではなく30％の酸化鉛を含むクリスタルガラス製品を製造しており、指で弾いた時の音も通常のクリスタルよりも澄んだ音色を響かせてくれます。

バカラのグラス、ベガ フォルテッシモのワイングラス

1995年に発表、以来バカラのデザインを代表するシリーズです。

その名は、夜空輝く織姫星から付けられました。

ダイナミックでリズムのあるステムは光の反射を計算してデザインされ、星のように明るく輝きます。

全体のシルエットも美しい格調高いシリーズです。