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世界の自動車メーカーヒストリー Vol.11 SKODA

2023.6.8 Thu.

チェコ共和国のシュコダオート。チェコ国内生産車のシェアでは1位を誇る。始まりは1895年(125年もの歴史)。自転車を作る小さな工房だった。

大手製鉄メーカーに買収された後、自動車製造会社へと進化。

1948年以降、国有化されながら技術力と開発力を着実に磨き上げていき、やがて東欧を代表する自動車メーカーから欧州全体、そして世界中に知られる存在となった。

1991年、VWグループの4番目のブランドとして、現在のシュコダオートが誕生した。MEBプラットフォームなど、VWの技術が積極的に持ち込まれ、シュコダ独自のスタイルを確立している。

日本では、シュコダという名前をWRC(FIA世界ラリー選手権)での活躍で目にした人も多いかもしれない。

モータースポーツで培った技術をロードカーにも反映させながら、確かな技術と個性的なデザインで、数多くのファンを魅了させている。

【現在の代表的車種】●エンヤク・アイ・ヴイ ●カミック ●カロック ●ファビア 他多数