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世界の自動車メーカーヒストリー Vol.54 SEAT
2024.4.11 Thu.
1950年、フィアットの出資のもと、スペインの国策自動車会社として生まれた。フィアットとの技術提携でスペインのモータリゼーションに貢献し、1982年にはVWと提携、1986年に子会社となり、欧州・中南米・アジア諸国へも輸出し一大自動車メーカーへと登り詰めた。実は現在もVWグループの一員。
2018年、セアトとは別で、”CUPRAクプラ”というハイパフォーマンスブランドを発足した。
現在、自動車業界全体が電動化へと大きく舵を切る中、セアトはVWにとって重要なブランドだと位置付けられている。電動化の拠点をスペインに置くのがその理由。そうなれば、セアト各モデルも電動化が急速化するのは必須だ。CUPRAから登場した新BEVモデルの『ボーン』がその象徴。
【現在の代表的車種】
●CUPRA BORNクプラ・ボーン ●ARONAアローナ ●IBIZAイビーサ
●CUPRA FORMENTORクプラ・フォルメントール その他多数